レンタルバイクツアー
今、多くの人に人気を集めているのが、「格安ツアー」という旅行パックです。
現地での美味しいものを食べたり、名所を見て回る、というようなことをツアー形式で、しかも安価に楽しむことが出来る、というプランです。
そんなツアー旅行のなかには、レンタルバイクでのツーリングがセットとなっているものがあります。
特にこういった旅行が人気を集めているのが北海道と沖縄です。
北海道は道が広く、他の場所では経験出来ないような広大な自然と一体感を感じながらツーリングを行なうことが出来るとして人気です。
沖縄は常に海沿いを走る事ができ、かつ本島ぐらいならば一日あれば回る事ができる、ということが魅力で人気を集めています。
これらのセットは、初日が移動日で、3から4日の中日がツーリングのためのフリータイムとして設定されており、最後には規定の便で帰るだけ、という内容自体は非常にシンプルなものとなっています。
ツアーとは言え完全に独立して動くことになるため、添乗サービスなどは行っていない事が多く、その分価格を節約することが出来るようになっています。
ツアー料金にバイクレンタルの費用も含まれているケースが多いですが、別途差額を支払うことでより良いグレードのバイクに変更することが出来るなど、フレキシブルな対応が行なわれています。
海外のバイクツアー
国内であれば北海道や沖縄が人気ですが、中には海外でのバイクレンタルがパックとなっているツアーも存在しています。
特に人気が高いのがハワイとアメリカ本土でのレンタルバイクツアーです。
ハワイでは沖縄と同じように、海沿いを走る事ができる爽快さが魅力です。
アメリカ本土では、北海道よりも更にスケールの大きい場所を走ることが出来るという魅力があります。
ただ、海外であるということである程度気を付けて置かなければならないこともあります。
まずハワイの場合ですが、ハワイ島は日本人の観光客が多いこともあり、比較的フレキシブルな対応を行ってもらう事ができます。
例えば免許証は日本の二輪免許証があれば問題無くレンタルすることができます。
免許の区分が違っているため、国内では大型バイクに乗ることが出来ない中型免許でも大型バイク、例えばハーレーダビッドソンなどをレンタルすることが可能です。
ただし、大型バイクの操作感は中型バイクとは違っていますので、乗ったことがないのであればあまり大型なものを利用しない方が事故を避ける意味で無難です。
アメリカ本土の場合にはもう少し厳しくなります。
日本の免許証ではレンタルを行なう事ができず、国際免許証を取得しなければならないケースが多いと言えます。
また、これは本土でもハワイでも同じですが、アメリカにおいてはレンタルバイクを利用することが出来るのが21歳以上と設定されています。
保護者が同伴であっても利用することが出来ませんので、国内でレンタル出来たということがイコール海外でも利用出来るということではないと覚えておきましょう。
グアムなども人気の高い海外ツーリングツアー観光地ですが、道路があまりしっかりと整備されていないことなどから事故のリスクが高く、あまり運転に慣れていない人はおすすめ出来ません。
ヘルメットの着用が法律で定められていないため、レンタルショップでヘルメットを借りることが出来ないケースがあります。
こちらも合わせて注意し、用意していくようにしましょう。